キャブレターOH
ソレックスやウェーバー等のオーバーホール作業
一般的なガスケットキットを使用したスタンダードなオーバーホール作業から下の画像のようなブッシュを
使用した再生作業まで。
アイドリングが安定しない、カチャカチャと音がする、アクセルの踏みはじめにバタつくなどの症状はキャブ本体のシャフト穴やシャフトの磨耗が原因の場合があります。
中には再生不可なキャブもございますがお気軽にご相談下さい。
HKSシーケンシャルドグミッションOH
販売元のHKSからは元々部品のみの供給は無かったミッションですが、販売終了になりHKSでのOHを含むメンテナンスも打ち切られてしまいました。
使えるものは再使用し、無いものは作るでOH致します。
ブロックフィラー
水平にして
マスキングして注入。当店では2液型のブロックフィラーを使用しています。
リューターで入口の形状を整えれば完成。
ブロックのが黒いのはシリンダーブロック丸ごとパルホス処理をしているためです。
フルカウンタークランク
ASW製86mmフルカウンタークランク。ブロック内壁にヒットしてしまう部分を仮組して確認します。当たるところはリューターで削って逃がします。もちろん削るのはブロック側です。
オイルラインがナナメ1本穴。穴位置もセンターに来ていて高精度です。アフターメーカーのクランクは加工精度が低いと穴位置が左右にズレていたりするものもあります。特にナナメ1本穴は難しい加工です。
当社デモカーS30に使用しているヘッド
アルゴン、46/38ビッグバルブの俗に言うフルチューンヘッドになります。
WAKO85mmクランク
組み付け前には各ピン径の採寸をしてメタル合わせをします。 また記録したデーターは次回のオーバーホール時にピンの摩耗具合等の参考になります。
タコ足のサーモバンテージ巻き
柿本48φタコ足にサーモバンテージを巻きました。最近はチタン風が流行ってますがあまり他と同じにならないブラックをオーダーいただきました。当店S30も同じ物を巻いてます。ブラックと言うほどブラックでは無くグレーな感じです。
2TGのフライホイルボルト折れ
信号待ちからの発進で起こったそうです。高回転時ならドライバーの足が切断されていたかもしれませんね・・・。当店で組んだ物ではないので何とも言えませんがボルトの再使用、締めすぎ、根本的なボルトの強度不足等が原因でしょうね。つらい体勢で1本づつドリルで揉んで外し、タップをかけて強化ボルトで締めつけました。
セリカXXミッション修理
トヨタ系は3分割ミッションが多いですね
部品集めにかなり苦労しました。
S31Zダッシュ裏の配線修理及び修理
旧車は一般的に多くのオーナーが乗りついできていますのでその時々で色々な電装品を付けたり外したりされています。また配線トラブルでやっつけ修理されていたりした部分がショートしたりと色々な事が起こったりもします。使っていない配線等を間引きながら電気的に不安の無いように修理していきます。当店では純正にこだわらない方に対して点火系と燃料ポンプ系の配線を新たにリレーを介して別系統で引き直し、古い配線がトラブルを起こしても自走で帰ってこれる可能性を高めたシステムをお薦めしています。
ドグミッション
画像の一番上の長い棒が折れているのが分かると思います。メインシャフトが折れてしまったので全バラにして交換ついでのオーバーホール。
新品のメインシャフトにWPCを施工して組んでいます。トラスト(イギリスのクワイフ社製)ドグミッションはカウンターシャフト(レイシャフト)を上にして組むと作業しやすいです。